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2008年02月11日

平成プロレスファンへの手紙

もし、貴方がもっと想像力を養いたかったら、説明の無いプロレスを選んでください。
大技も歓声も無いプロレスの中に、自分也の想像をしてください。

もし貴方がこれでもかと大技を繰り広げた後の満足いく結末しか納得出来なければ、どうか呆気なく終わる結末に余韻を楽しむ事を覚えてください。

プロレスラーは貴方の奴隷ではありません。
貴方の受け身的な感性を満たすだけに大技を連発し貴方を満足させる訳ではありません。
プロレスラーは、我々に確かな物をほんの少ししか見せてくれない人たちです。
なのに、何故、貴方たちは、プロレスラーに100点を求めるのでしょう?

会場が興奮で一体化する事がベストなのでしょうか?
ミスの無い上手いプロレスこそベストでしょうか?
アクロバットショーや、公開我慢比べや、身体の痛めつけ合いショーが全てでしょうか?

田尻というプロレスラーが、今のプロレスは奇形だといいました。
しかし、そういう田尻も奇形です。

プロレスに起承転結等ありません。
プロレスにサイコロジーもありません。
プロレスは演劇ではないのです。

プロレスは、格闘技を商業ベースに載せる為に止むなく生まれた、リアルとフェイクの複合されたショーです。

演劇でも、エンターティメントでもありません。

強い者たちが、手探りで、リアルとフェイクそれぞれの美しい技術の攻防を、交互に奏でる他に比類無きジャンルです。

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posted by shingol at 12:45| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする